こんなにある美術館のバリアフリー

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  1. こんなにある美術館のバリアフリー
2015年07月16日

こんなにある美術館のバリアフリー

美術館でも、それぞれのホームページなどで館内のバリアフリー情報について発信しています。

こんなにある美術館のバリアフリー

国立新美術館のバリアフリー情報

バリアフリーとは、高齢者、障害者などが、生活していく上で障壁(バリア)となるものを除去(フリー)することで、物理的、社会的、制度的、心理面、情報面などにおけるすべての障壁を除去するという考え方です。昨今、様々な場面でバリアフリーという言葉を聞くようになりましたが、美術館でもそれぞれのホームページなどで館内のバリアフリー情報について発信しています。
東京都港区六本木にある国立新美術館のバリアフリー情報を例に挙げてみましょう。多目的トイレ、オストメイト、ユニバーサルシートといった施設の数と設置されている場所のお知らせがあります。
なお、オストメイトとは、人工肛門や人工ぼうこうを保有した人のことです。病気などによって臓器に機能障害を負い、腹部に人工的に排泄のためのストーマが造設されており、従来のトイレでの排せつが困難なことから、排せつ物などの処理がしやすい機能を備えたオストメイト対応トイレが必要となります。
また、ユニバーサルシートは、多目的トイレなどに設置されており、子どものおむつ替えの他、高齢者、障害者など、より多くの人が多目的に利用できるシート・ベッドのことです。

小さな子どもを連れたお父さん、お母さんには

国立新美術館のバリアフリー情報の中にある備品には、貸し出し用の車椅子11台、貸し出し用の杖3本があり、車椅子対応エレベーターが設置されています。また、外部とのドアは自動ドアになっており、外部との出入口は車椅子を使用している人が通行しやすいスロープになっています。
そして、磁気ループ(誘導コイル)対応補聴器を使っている人のために、講堂には磁気ループシステムが設置されています。磁気ループシステムとは、専用のマイクで話した声を磁気に変換し、設置している専用の受信機、対応している補聴器で受信することにより音が聞き取りやすくなるシステムです。磁気ループ専用受信機は10台用意されています。
それから、小さな子ども連れのお父さん、お母さんのために、貸し出し用のベビーカーや、授乳室、おむつ替えシートの場所、託児サービスについてのお知らせもあります。

国立新美術館
http://www.nact.jp/