展覧会では、他の美術館から作品を借りることも

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  1. 展覧会では、他の美術館から作品を借りることも
2015年06月19日

展覧会では、他の美術館から作品を借りることも

他の美術館の作品を借りる場合には、美術品を搬送するトラックに同乗して、美術館に搬入されるまで、つきっきりで立ち会うということもあります。

展覧会では、他の美術館から作品を借りることも

テーマに沿った美術品の選定

美術館には、常設展示、企画展示、特別展示がありますが、中でも、その美術館の学芸員によって企画された企画展示は、他の美術館から借りる美術品が展示されることも多く、来館客の増加にもひと役買うことが少なくありません。
企画展を開催する場合、まずはテーマを決めなければなりません。館内の学芸員が、やってみたい展覧会のアイデアを持ちより、美術品の作家や作品などについての話題などが膨らむことにより展覧会の内容が決まることもあります。
展示会のテーマが決まったら、テーマに沿って展示する美術品の選定を行ないます。美術品を他の館から借りることも多く、ひとつの美術館から借る場合の他に、いくつかの美術館や個人の所蔵から借りることもあります。特に、個人の所蔵品を借りる場合には、オークション会社の協力を得て、所蔵者を探し当てなければなりません。

搬送するトラックに同乗することも

このような美術品の準備には思いのほか時間がかかることもあり、3年ほどの年月がかかる場合もあるようです。他の美術館から借りる場合には、展覧会の1年~半年くらい前までには先方に借用のお願いをしなければなりません。展示する美術品の選定が固まったら、図録に掲載する解説文、作品の写真を準備し、図録の作成を進めます。
展覧会の2~3週間には他の美術館の作品を借りに行き、美術品を搬送するトラックに同乗して、美術館に搬入されるまで、つきっきりで立ち会うということもあります。また、海外から美術品を借りる場合には、先方から作品と一緒に学芸員が随行し、展示について指示されることも多く、企画に関することで意見などが異なる場合には一からやり直すこともあります。