美術品の収集はどのようにされますか?

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  1. 美術品の収集はどのようにされますか?
2015年06月16日

美術品の収集はどのようにされますか?

国立美術館では、その年度に購入した美術品の一覧が公表されており、それぞれの作品について種別、作者名、作品名、制作年、材質・形状、寸法、取得額、展示予定を知ることができます。

美術品の収集はどのようにされますか?

購入または寄贈

美術館に展示される美術品の収集には、作家、個人のコレクターから購入する場合、また、作家、個人のコレクターから寄贈を受ける場合があります。さらに、古美術品、埋蔵品など持ち主が不明となっている美術品を発見して収集する場合もあります。多くの公立の美術館では、地方公共団体における財政状況の悪化により、美術作品の購入を含めた美術館の運営に使える予算は決して十分ではありません。

美術品購入の手順

公立の美術館で美術品が購入される場合、どのような手順で行なわれているのでしょうか。ある県立美術館の場合を挙げてみましょう。まず、美術館に収蔵する作品を適正に評価するための資料評価委員会、美術品収集等専門的事項を適切に処理するための美術館専門委員が設置されます。
美術品を購入する際には、最初に作家、作品の質、保存状態、展示効果、価格などの情報収集調査が行なわれ、その結果により候補作品が決定されます。次に、事前説明が知事、副知事、総務部長、文化・観光部長などに対して行なわれ、専門委員、臨時委員からの意見聴取により資料選定が行なわれます。これにより購入作品が決定され、専門評価員による評価額の算定がされ、評価算定額(予定価格)が決定後、価格交渉、契約・購入となります。
また、国立美術館では、その年度に購入した美術品の一覧が公表されており、それぞれの作品について種別、作者名、作品名、制作年、材質・形状、寸法、取得額、展示予定を知ることができます。