美術品の美術館における公開の促進に関する法律とは

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  1. 美術品の美術館における公開の促進に関する法律とは
2015年06月11日

美術品の美術館における公開の促進に関する法律とは

登録美術品を美術館において公開を促進することにより国民の美術品を鑑賞する機会の拡大を図り、文化の発展に役立てることを目的とするものです。

美術品の美術館における公開の促進に関する法律とは

優れた美術品が広く公開されるように

1998年(平成10年)施行の「美術品の美術館における公開の促進に関する法律」は、美術に対する国民の関心の高まりにより、日本国内に所在する優れた美術品が広く公開されることが求められていることから、国内のコレクターが所蔵する美術品について登録制度を実施し、その登録美術品を美術館において公開を促進することにより国民の美術品を鑑賞する機会の拡大を図り、文化の発展に役立てることを目的とするものです。

登録の対象となるものは重要文化財など

個人で所蔵する美術品の美術館での公開を希望する所有者は、文化庁に申請することで登録美術品として登録してもらうことができます。登録の対象となるものは、文化財保護法により指定された重要文化財、世界文化の見地から歴史上、芸術上または学術上、特に優れた価値を有するものであることとなっています。美術品は絵画、彫刻、工芸品など、また、文字資料は、書跡(書道史上の代表と認められるものなど)、典籍(写本類など)、古文書(日記など)などの文字に関連した資料です。
申請の際には、申請書に当該美術品の由来や歴史上、芸術上、学術上の価値などを記し、美術品の写真、公開予定の美術館の受入確認の書類などを添付します。美術品の受入先となる美術館は国立、公立、私立を問いませんが、博物館法の基準を満たした登録博物館、博物館相当施設でなければなりません。申請により登録美術品として登録された場合、3か月以内に受入美術館との間に登録美術品公開契約を締結し、当該美術品を引き渡す必要があります。