作品の中にも登場する鉱石が展示されている石と賢治のミュージアム

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  1. 作品の中にも登場する鉱石が展示されている石と賢治のミュージアム
2015年05月29日

作品の中にも登場する鉱石が展示されている石と賢治のミュージアム

「雨ニモマケズ」で多くの人に知られる宮沢賢治は、子どもの頃から童話を好み、石や昆虫を採集し、綴り方が得意でした。

作品の中にも登場する鉱石が展示されている石と賢治のミュージアム

宮沢賢治の心と生き方に触れるミュージアム

1999年(平成11年)に開館した石と賢治のミュージアムは、岩手県一関市東山町にあります。ミュージアムに併設されている旧東北砕石工場は、宮沢賢治が死の2年前に技師として招かれ勤務した工場で、1924年に創業し、1978年に操業停止となっています。石と賢治のミュージアムは、みんなのほんとうの幸せを求めて、理想郷創造にまい進した宮沢賢治と工場主・鈴木東蔵の心と生き方に触れ、これらを次代の子ども達へと語り継いでいきたいという思いから生まれました。

賢治の愛した鉱石の数々

「雨ニモマケズ」で多くの人に知られる宮沢賢治は、子どもの頃から童話を好み、石や昆虫を採集し、綴り方が得意でした。このため、家人から「石っこ賢さん」や「石こ賢さん」などと呼ばれていたそうです。また、盛岡高等農林卒業後の生業に、地元産の岩石や鉱物を取り扱うこと、宝石類の研磨・加工など、賢治は石に関わる仕事に意欲を持っていました。
こうしたことから、石と賢治のミュージアムには、賢治の作品の中にも登場する鉱石が数多く展示されています。鉱物展示室の石の展示数は70種類以上でその数は300点を超えます。叩くと美しい音が出るサヌカイト、光る石、星のかけらの隕石、大きなアンモナイトの化石などに触ることや鉱石ラジオを聞くこともできます。
それから、双思堂文庫には、賢治の研究家である斎藤文一氏と砕石工場主・鈴木東蔵氏の長男である鈴木實氏から寄贈された宮沢賢治に関連する出版物が約8,500冊あります。
展示の他にも、宮沢賢治のビデオ鑑賞会や宮沢賢治の作品を参加者で声を出して輪読することにより作品の理解を深める宮沢賢治作品を読む会などのイベントも開催されています。

石と賢治のミュージアム
http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,0,149,html