くじら浜公園にある太地町立くじらの博物館

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  1. くじら浜公園にある太地町立くじらの博物館
2015年05月26日

くじら浜公園にある太地町立くじらの博物館

くじらの博物館には、体長15mのセミクジラの模型が吊るされている他、鯨の生態や捕鯨に関する資料など約1,000点もの貴重な展示物があります。

くじら浜公園にある太地町立くじらの博物館

世界最大級を誇るくじらに関するものだけを展示する博物館

太地町立くじらの博物館は、くじらの町として知られる和歌山県東牟婁郡太地町のくじら浜公園にある博物館で、太地町の捕鯨400年の歴史と技術を後世に伝えることを目的として1969年に開館しました。
くじらの博物館は、博物館としての施設と水族館としての施設が併設する全国でも珍しい施設で、その規模は世界最大級を誇っています。くじらの博物館には、体長15mのセミクジラの模型が吊るされている他、鯨の生態や捕鯨に関する資料など約1,000点もの貴重な展示物があります。
博物館の本館1階大ホールには、体長約15mのセミクジラ、大阪湾で発見されたホッキョククジラの子どもの骨といった貴重な全身骨格標本の他に、コククジラ、イチョウハクジラ、シャチの全身骨格標本が吹き抜けに吊るされています。
また、江戸時代後期から明治時代までの約300年に渡り続けられた古式捕鯨の様子を紹介した太地町古式捕鯨ジオラマやイルカ、クジラ関連のグッズ、博物館オリジナルグッズ、書籍、太地町特産品、鯨加工食品などを取り扱うミュージアムショップもあります。

全国でも珍しいくじらの等身大の模型や内臓も

本館2階には、大ホールに吊り下げているセミクジラの全身骨格標本の元となったクジラの模型があります。この模型は、実際に頭部と胸びれ、尾びれから型取りをし、グラスファイバーによって作られた全国でも珍しい等身大の模型です。また、めったに観ることのできないセミクジラの内臓が液浸標本となったものを観ることもできます。
この他に、ハクジラの歯、ヒゲクジラのヒゲ板、それぞれのクジラの仲間のエサ生物などの展示により、ハクジラとヒゲクジラの違いが紹介されています。さらに、クロミンククジラの頭部模型では、実物のヒゲ板によりヒゲクジラの口の中の構造が細かく観察できます。
本館3階には、セミクジラに挑む銛を打つ役職であるところの刃刺を乗せた古式捕鯨舟、勢子舟の模型、古式捕鯨に用いる銛や刀、網などの道具のレプリカが展示されています。さらに、2007年(平成19年)に和歌山県指定文化財に登録された22基の近代捕鯨銃砲類のうちの9基も展示されています。

太地町立くじらの博物館
http://www.kujirakan.jp/