お札と切手の歴史を知ることのできる博物館

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  1. お札と切手の歴史を知ることのできる博物館
2015年05月20日

お札と切手の歴史を知ることのできる博物館

お札と切手の博物館は、1971年に国立印刷局創立100年を記念して東京都新宿区市ヶ谷に開設した後、2011年に現在の住所に移転しました。

お札と切手の歴史を知ることのできる博物館

偽造防止技術などの資料も

東京都北区王子にあるお札と切手の博物館は、1971年に国立印刷局創立100年を記念して東京都新宿区市ヶ谷に開設した後、2011年に現在の住所に移転しました。国立印刷局は、1871年(明治4年)に大蔵省紙幣司として発足してから、一貫して銀行券や郵便切手の製造に携わってきたことから、お札と切手の博物館では、お札や切手の歴史、印刷技術などの展示の他、日本と世界のお札や切手などの歴史、偽造防止技術などの資料も展示されています。
また、貴重な収蔵品の中には展示する機会の少ないものもあります。例えば、重要文化財であるスタンホープ印刷機は、江戸時代末期の1850年、長崎のオランダ商館長から将軍徳川家慶に贈呈され、洋書の印刷に使用されたと伝えられるもの。また、初めての国産洋式紙幣である国立銀行紙幣1円紙幣は、当時の大蔵省紙幣局がヨーロッパから移入した最新の技術によって製造された紙幣です。

楽しい体験コーナーも

1階の展示室には、お札や切手の製造工程が分かる各種の資料が展示されています。また、1億円分の重さを持ち上げるコーナー、計測器で自分自身の身長や体重を金額に換算したりするコーナーでは楽しい体験ができます。この他に、お札の偽造防止技術についての知識を深めることを目的とした実体顕微鏡でマイクロ文字を探すなどの8種類の偽造防止技術体験装置もあります。
それから、2階の展示室では、お札と切手の歴史に触れることができます。歴代の日本のお札、切手の他に、世界の珍しいお札、切手、お札の芸術、王子を発祥地とする近代製紙産業の歴史などに関する貴重な資料が展示されています。この他に印刷局で製造される旅券(パスポート)、官報、諸証券を紹介するコーナーもあります。
なお、印刷局での製造はお札や切手のみでコインは製造していないことから、コインの展示は行っていません。


お札と切手の博物館
www.npb.go.jp