博物館 美術館で職員として働くには

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  1. 博物館 美術館で職員として働くには
2015年05月04日

博物館 美術館で職員として働くには

美術館や博物館で仕事をするには、国家資格である学芸員の資格を取得する必要があります。

博物館 美術館で職員として働くには

学芸員の資格が必要

美術館や博物館で仕事をする学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示、調査研究など、また、これらに関連する展示の企画、開催などを行う専門的職員です。
学芸員になるための資格は国家資格であり、大学や短期大学で単位を履修すること、文部科学省で行う資格認定試験に合格することで取得できます。なお、学芸員や学芸員補として仕事をするには、博物館(登録博物館)で任用される必要があります。

学芸員の資格を取得するには

学芸員になるための資格を取得するには、次の3つのうちのいずれかに該当する必要があります。
ひとつ目は学士の学位を有し、大学で文部科学省令の定める博物館に関する科目の単位を修得していること。大学で修得すべき博物館に関する科目の単位は、生涯学習概論、博物館概論、博物館経営論、博物館資料論、博物館資料保存論、博物館展示論、博物館教育論、博物館情報・メディア論、博物館実習です。
ふたつ目は大学に2年以上在学し、博物館に関する科目の単位を含めて62単位以上を修得しており3年以上の学芸員補の職にあること。
3つ目は文部科学大臣が、文部科学省令で定めるところにより、上記のふたつと同等以上の学力、経験を有すると認めたもので学芸員資格認定に合格していること。
この学芸員資格認定とは、学芸員を希望する受験者が学芸員となる資格を有していることを認定するためのもので、試験認定または審査認定があります。
試験認定は、筆記試験(必須科目8科目、選択科目2科目)を行い、この試験に合格すると筆記試験合格証書が授与され、筆記試験合格者が1年間の学芸員補の職を経験し、文部科学大臣に認定されると合格証書が授与されます。
また、審査認定は、博物館に関する著書、論文、報告、展示、講演、その他の実務経験など、博物館に関する学識、業績についての書類審査を行なうと同時に、学芸員としての意欲、態度、向上心を確認するための面接を行います。これらの全ての審査に合格すると合格証書が授与されます。