展示内容の違い?博物館と美術館との違いとは

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  1. 展示内容の違い?博物館と美術館との違いとは
2015年05月01日

展示内容の違い?博物館と美術館との違いとは

博物館法により、博物館は、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学などに関する資料を収集することなどが目的とされますが、美術館は博物館の一種です。

展示内容の違い?博物館と美術館との違いとは

美術館は博物館の一種

博物館法により、博物館は、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学などに関する資料を収集し、保管し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーションなどに役に立つために必要な事業を行うだけでなく、これらの資料に関する調査研究を行なうことを目的とする機関であるとされています。
一方、美術館は、美術作品を中心とする文化遺産、現代の文化的価値のあるものを収集、保存、展示する他に、これらの文化に関する教育、普及、研究などを行なう施設で、博物館の一種です。

国立博物館、国立美術館、国立科学博物館を比べると

国立の施設で比較して見ましょう。文化庁の国立博物館、国立美術館、国立科学博物館の資料では、それぞれの特徴、違いは以下のようになっています。
国立博物館の目的は文化財の保存、活用であり、保存と継承、日本の歴史・伝統の精華を集積し、発信する場であることが理念として挙げられています。収集品は、日本の文化財、襖絵、掛軸、仏像、考古資料、刀剣など。我が国の宝である文化財の適切な環境での収集、保管、展示、文化財に関する総合的な調査研究の他に、日本の歴史や伝統を海外に発信しています。
国立美術館の目的は芸術文化の創造と発展であり、作品などを通じて人々の感性を育む場であることが理念として挙げられています。収集品は我が国の近・現代美術、海外の美術作品、近現代中心の油絵、メディアアート、写真など。芸術家や公私立美術館を支援し、美術館活動全体の活性化に寄与する他に、美術活動などに関する国際交流の拠点としての活動を行なっています。
国立科学博物館の目的は自然科学、社会教育の振興であり、人々が地球や生命、科学技術に対する認識を深め、人類と自然、科学技術の望ましい関係について考察する場であることが理念として挙げられています。収集品は自然史、科学技術史に関する資料など。自然史などの重要な研究機関としての国際連携、協力、国内の標本資料情報の集約と発信、規範となる資料の展示、学習支援活動の開発、普及を行います。