公立の小中学校で使う教科書はどのように決められる?

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  1. 公立の小中学校で使う教科書はどのように決められる?
2014年05月06日

公立の小中学校で使う教科書はどのように決められる?

市区町村教育委員会の教科書採択の際の教科書展示会では、住民が自由に教科書を閲覧できる機会があります。

公立の小中学校で使う教科書はどのように決められる?

文部科学大臣が教科書目録を作成

小学校、中学校などの義務教育が行われる学校で使用する教科書の採択方法は、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」によって定められています。文部科学大臣の指定を受けた発行者は、検定を経た教科書で次年度に発行しようとするものの科目・使用学年・書名・著作者名等(書目)を文部科学大臣に届け出ます。
文部科学大臣は、この届け出のあった書目を一覧表にまとめて教科書目録を作成し、都道府県教育委員会を通じて各学校や市町村教育委員会に送付します。
それから、発行者は、教科書の採択の参考にしてもらうための次年度発行の教科書見本を、都道府県教育委員会、市町村教育委員会、国・私立学校長に送付します。

教科用図書選定審議会を設置

都道府県教育委員会は、各学校や市町村教育委員会が適切な採択ができるよう、指導、助言、援助を行います。適切な採択のために、都道府県教育委員会は、専門的知識を有する学校の校長、教員、教育委員会関係者、学識経験者によって構成される教科用図書選定審議会を設置し、審議会の調査・研究結果をもとに選定資料を作成し、採択権者に送付することで助言を行います。
市区町村教育委員会は、設置する学校について、各教科・分野ごとにそれぞれ教科書を採択します。市区町村教育委員会の教科書採択の際の教科書展示会では、住民が自由に教科書を閲覧できる機会があります。また、教員も閲覧して意見を述べることができ、寄せられた意見は、教科書採択の際の参考とされます。
毎年6月から7月にかけて教科書展示会を行い、8月31日までには採択され、必要な冊数が都道府県教育委員会を経て文部科学大臣に報告されます。