それぞれの働き方に影響する103万と130万

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  1. それぞれの働き方に影響する103万と130万
2014年03月24日

それぞれの働き方に影響する103万と130万

世帯の手取り額は、妻の収入が130万円未満の場合には増加しますが、130万円を超えると減少してしまいます。

それぞれの働き方に影響する103万と130万

100万、103万の壁

会社員の夫を持つ妻が、パートの仕事をして収入を得ている場合、気になるのが「103万円の壁」「130万円の壁」というものです。パート収入は給与所得ですから、年収から給与所得控除額を差し引いた残りの額が給与所得の金額となります。 所得税の場合には、給与所得控除額の65万円に基礎控除38万円をプラスした103万円、住民税の場合には、給与所得控除額の65万円に非課税限度額35万円をプラスした100万円以下で、他に所得がなければ税金はかかりません。

妻の収入が130万円を超えると世帯の手取り額は減少する

夫婦で働くことの目的は、ほとんどの場合、世帯の手取り額を増やすことです。妻のパートの収入額によっては、世帯の手取り額に影響を与えます。妻の収入が100万円を超えると、妻にも住民税が課税されるようになります。103万円を超えると、妻も所得税の課税対象となり、配偶者控除の対象から外れるために、夫の所得税額が増えます。130万円を超えると、夫の社会保険の扶養対象から外れ、妻本人が社会保険に加入しなければなりません。
また、夫の給料の中に妻の扶養手当分がある場合、妻が社会保険の扶養の範囲内であることが支給要件となっていると、夫は扶養手当を受け取れなくなります。そして、141万円を超えると、夫の所得税の計算上、配偶者特別控除の金額が0円となります。
こうしたことから、世帯の手取り額は、妻の収入が130万円未満の場合には増加しますが、130万円を超えると、夫の扶養手当の減少と妻の社会保険料の負担により、減少してしまいます。