国際二重課税を調整する外国税額控除

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  1. 国際二重課税を調整する外国税額控除
2014年01月17日

国際二重課税を調整する外国税額控除

国外で生じた所得は、日本とその外国の双方で二重に課税の対象とされる場合があります。これを調整するのが外国税額控除です。

国際二重課税を調整する外国税額控除

国際二重課税を調整するもの

海外で事業活動を行っている企業や個人は、居住地国である日本においてはもちろん、海外で得た所得についても申告、納税をする義務があります。この結果、国外で生じた所得が、法令により所得税に相当する外国所得税の課税対象とされる場合には、日本とその外国の双方で二重に所得税が課税されることになります。この国際二重課税を調整するために、一定額を所得税の額から差し引くものが外国税額控除です。

日本での所得税額×(外国での所得額÷その年の所得総額)が控除額

所得税の控除額は、日本での所得税額に外国での所得額をその年の所得総額で割ったものを掛けた金額になります。
外国所得税の額が所得税の控除限度額に満たない場合には、外国税額控除額は外国所得税の額となります。
また、外国所得税の額が所得税の控除限度額を超える場合には、外国税額控除額は、所得税の控除限度額と、控除対象となる外国所得税の額から所得税の控除限度額を差し引いた残額か、復興特別所得税の控除限度額(その年分の復興特別所得税額に外国での所得額をその年の所得総額で割ったものをかけた金額)のどちらか少ない方の金額の合計額となります。