科学捜査研究所で仕事をするには

公共施設まっぷ
  1. 科学捜査研究所で仕事をするには
2015年07月28日

科学捜査研究所で仕事をするには

科学捜査研究所の職員は物理・化学・法医学・心理学などの専門分野で活躍する地方公務員です。採用は専門分野ごとに行われますが、採用枠が狭いために倍率も高くなっています。

科学捜査研究所で仕事をするには

ドラマでお馴染みの科捜研とは

テレビドラマでお馴染みの科学捜査研究所(通称科捜研)は、科学のスペシャリストが集まる研究所です。職員は地方公務員として各都道府県警察本部刑事部に属し、事件発生時にそれぞれの専門分野を活かした犯罪捜査を行っています。

科捜研職員の専門分野

職員の多くが大学院を修了している科捜研。科捜研では、事件捜査を分担して行うために、ひとりがさまざまな方面の知識を有しているということではなく、物理・化学・法医学・心理学などの専門分野の知識を持つ人を採用し、採用後もその分野にて活躍してもらうという方法を採っています。

例えば、物理分野を専門とする人であれば、電気事故や火災などが発生した場合の鑑定業務、化学分野であれば薬剤関連の犯罪に関する鑑定業務、法医学分野であればDNA鑑定などの業務、心理学であれば犯罪心理の観点からの鑑定業務などを行っています。

都道府県ごとに行われる採用選考試験

科捜研の採用は、それぞれの専門分野ごとに行われます。多くの場合は欠員が発生した分野を補充する意味で採用選考を行うので、全ての分野が一度に募集をかけられることはほどんどありません。採用にあたって年齢制限があるので、その制限期間内に自身の専門分野の募集があるかどうかは運次第であり倍率も高い状況です。

採用選考は、各都道府県ごとに決定されていますが、一般教養を問われる筆記試験と専門分野における筆記試験、面接試験のほか、適性試験や論文試験を行うところもあります。

科捜研に採用されてから

科捜研に採用後は、警察学校にて座学中心の研修が行われます。研修後は速やかに業務に就きますが、専門分野のスペシャリストとはいえ、実際に業務を行いながら鑑定手法などを覚えていきます。また、犯罪捜査に関わる業務のために、夜間や休日にも捜査が及ぶこともあります。