警察庁と警視庁の違いとそれぞれのトップ

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2015年07月22日

警察庁と警視庁の違いとそれぞれのトップ

刑事ドラマを見ていると、警視庁、警察庁といった言葉を耳にします。これらの組織はどのように違うのでしょうか。

警察庁と警視庁の違いとそれぞれのトップ

警視庁の上に存在する警察庁

警視庁とは簡単にいうと、日本の首都である東京都を管轄する警察組織です。神奈川県警、大阪府警、北海道警などと同じく、都道府県を管轄する警察組織の一つなのです。これに対し警察庁は、警視庁を含めた全国の警察組織を束ねる立場にある国の機関です。警視庁の上に存在するのが警察庁と言えるでしょう。

警察庁の方が偉いわけじゃない?

ただし、一概に警察庁が警視庁よりも偉いというわけでもありません。確かに組織としては警察庁が警視庁の上位組織といえます。しかし警察庁も警視庁も、同じく警察官によって構成される組織です。警察官には階級があり、警察庁の警察官の方が、警視庁の警察官よりも階級が上、というわけではないのです。

基本的に役職と階級は別です

警察組織は基本的に、役職と階級は別です。警察庁トップの役職である警察庁長官のみ階級外の存在となりますが、それ以外の警察官は全て、巡査から警視総監までの階級を持っています。たとえば県警、府警、道警のトップは本部長という役職ですが、階級は警視監か警視長です。

警視総監は例外!役職であり階級でもある

ただし、警視庁のトップである警視総監は例外といえます。警視総監は警視庁トップの役職名であると同時に、警察階級の最上位階級名でもあります。警察庁のナンバー2である警察庁次長が警視監ですので、警視総監は警察庁長官に次ぐ全警察管のナンバー2なのです。ただし警察庁が捜査、逮捕の権限を持たないため、警察庁長官と警視総監は実質的に同等の立場と言えるでしょう。